釣り用のリールには2つのハンドルが存在します。
よくリールを購入する際に疑問に上がるのが、「エギングにはどちらのリールがおすすめなのか」ということです。
結論を言うと「どちらでもOK」です。
ではなぜダブルハンドル、シングルハンドルどちらでも大丈夫なのか、
それぞれのメリット、デメリットも紹介しつつ理由についてお話していこうと思います。
リールハンドルについて
リールのハンドルには大きく分けて2つの種類が存在します。
持ち手が1つのシングルハンドルと、持ち手が2つのダブルハンドルです。
それぞれについて簡単に紹介します。
シングルハンドル
シングルハンドルは持ち手が1つしかありません。
一般的なリールとして良く見かける形です。
ダブルハンドル
持ち手が2カ所あるのが特徴です。
どちらの持ち手からも同じようにリールを回すことができます。
シングルハンドルについて
シングルハンドルにも善し悪しはあります。
ここでは端的にシングルハンドルのメリット、デメリットについて紹介していこうと思います。
メリット
- 自重が軽い
- 価格が安い
シングルハンドルが持ち手が1つしかない分、持ち手が2つのダブルハンドルと比べて自重が軽くなります。
またハンドル1つ分のコストが抑えられるため、ダブルハンドルと比較して安くなる傾向にあります。
デメリット
- 糸を巻き取りすぎる
- ハンドルを掴み損ねる事がある
シングルハンドルの最大にデメリットがシャクった後、ハンドルの重みで勝手にリールが回ってしまうことです。
その分余計に糸が巻き取られ、エギが不自然な動きをしてしまう可能性があります。
また、ハンドルが1つだと夜釣りの際にハンドルを掴み損ねてしまうことがたまにあります。
ダブルハンドルについて
ダブルハンドルになると見た目も変わってきます。
ただここでは機能性の部分に重点を置いて紹介していきます。
メリット
- 余分に糸を巻き取らない
- 一定のスピードで巻ける
- ハンドルを掴み損ねるリスクが低い
ダブルハンドルは2つのハンドルが水平に配置されています。
リールのバランスが保たれているため、シングルハンドルのようにハンドルの重みで勝手にリールが回るということがありません。
またバランス良くハンドルが配置されていることで、リールを巻くときのブレが生じにくいです。
つまり安定して一定のスピードで巻くことに向いています。
あとはハンドルが2つある分、シングルハンドルの時と比較して掴み損ねのリスクを減らすことができます。
デメリット
- 自重が重くなる
- 価格が高い
- 服に引っかかる
ハンドルが2つある分、どうしても自重が重くなります。
ハンドル1つ分と考えば大したことはないかもしれませんが、エギングのような繊細な釣りでは少し重さが変わるだけでも大きな問題になります。
あとは単純にハンドル1つ分が加算されるため、シングルハンドルより値段が高くなる傾向にあります。
そして次の点は筆者が実際に気になった点になります。
握ってない片方のハンドルが、巻いているときに服に引っかかることがあります。
些細なことかもしれませんが、意外とストレスの原因にもなります。
エギング向きなのはダブルハンドル
エギングに向いているリールハンドルはどちらかと言われると、やはりダブルハンドルのリールになります。
シャクった後にハンドルが勝手に回らないことは、エギングには非常に重要になります。
「ハンドルが勝手に回る」=「余分に糸ふけをとる」
→「エギが不自然な動きをする」となります。
単純にどちらのリールハンドルがエギングに向いているかと言われると、性能的にはどうしてもダブルハンドルの方がエギングに向いていると言えます。
筆者はシングルハンドルを使用
では筆者はどちらのリールを使用しているのかというと、シングルハンドルです。
理由はシンプルにシングルハンドルでも十分扱いやすく釣果も出せているからです。
ダブルハンドルももちろん使用したことがありますが、握っていない片方のハンドルが服に引っかかることもあったため邪魔に感じることが良くありました。
そのため筆者は単純にシングルハンドルの方が巻きやすいと思いました。
またシングルハンドルではシャクッった後に、勝手にリールが回ることはたしかにあります。
しかし慣れてくると、リールが回ることも計算して糸ふけを残すようになるため、特に気になってはいません。
おそらくこれからもシングルハンドルのリールを愛用することになると思います。
結論
正直なところどちらのリール良いかというと、答えは「どちらでもOK」ということになります。
それぞれのリールにデメリットがありますが、微々たるものなので使い続けていると気にならない程度まで慣れてきます。
ダブルハンドル、シングルハンドルではそれぞれ善し悪しもあり、大して差はありません。
購入する際はあまり深く考えず、自分に合ったリールを選びましょう。
そのためには店頭に足を運び、実際にリールを手に取ってみることをおすすめします。
初心者におすすめのエギングリールは以下の記事でも詳しく紹介しています。
興味のある方は是非参考にしてみてください。
終わりに
いかがだったでしょうか。
今回はリールのハンドルのことについて紹介してきました。
ハンドル1つといっても釣りに大きな影響を及ぼします。
しっかり自分にあったリールを選んでエギングを楽しんでいきましょう。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺りで失礼致します。
他の釣り具記事はこちらになります。
興味のある方は是非参照してみてください。