エギングは大きく春と秋に分けることができます。
そのうち、秋エギングは新子のアオリイカを釣る釣り方です。
また、春エギングは大型の親イカを釣る釣り方になります。
でもこのように思う方もいるんじゃないでしょうか。
「同じエギングでしょ?」
「そもそも楽しいの?」
しかし春エギングは秋のエギングとはまたガラッと変わった、魅力たっぷりのエギングになります。
そこで今回は、春エギングの魅力と秋エギングとの違いについて紹介していこうと思います。
筆者自身も春エギングにハマってからは毎年のように春エギングに出向いています。
・春エギングについて
・春エギングの魅力
・秋エギングとの違い
是非最後まで御覧ください。
ちなみに春エギングについてもっと詳しく知りたいという方は以下の記事を参考にしてみてください。
春エギングとは?
アオリイカは年魚で、寿命は1年と言われています。
その1年の中で、春はアオリイカの産卵の季節にあたります。
つまり産卵を意識した親の大型アオリイカが接岸してくるのが、この春の季節です。
そのため、1年の周期の中で最もサイズアップする季節が春になります。
その接岸してきた大型の親のアオリイカ釣るエギングが春エギングです。
秋に釣っていたイカの大きさも段違いで、その引きの強さと釣ることの難しさでかなり中毒性のある釣りとなります。
ちなみに春エギングが楽しめる時期について以下の記事で詳しく紹介しています。
また、以下の記事は2022年の春エギングで釣果をあげたときの記事になります。
秋イカでは味わえない春エギングの魅力
それでは秋イカでは味わえない、春エギングの魅力について紹介していこうと思います。
・①サイズの大きさ
秋イカではだいたいコロッケサイズ(100g~300g)が平均とされています。
しかし春の大型のアオリイカになるとなんと1kgを超える個体が平均となります。
また、運が良ければ3kg級のアオリイカも釣れる場合もあります。
秋イカサイズの約10倍です。
釣ったときは「本当にこのサイズのアオリイカが釣れるんだ」と感動します。
筆者自身も最初に釣った際は、そのイカの大きさに本当に驚きました。
・②釣ることが難しい
春イカの方が釣ることは難しいです。
理由としては
- 春イカの方が個体数が少ない
- イカが成長して賢くなっている
- 産卵を意識しているため慎重になっている
これらの理由から、春イカを釣り上げる方が難易度は上がっています。
そして春エギングに関しては、まったく釣れない日も普通です。
しかし、釣ることが難しいからこそアオリイカの行動を予測して釣れた際には、格段の喜びがあります。
個人的な話ですが、秋イカを釣った喜びを遥かに上回ります。
・③引きの楽しさ
サイズが大きくなっているということは、その分引きも強くなっているということです。
イカ独特の沖に引っ張っていくアタリが、秋イカとは比べものにならないくらいに強くなっています。
引きの実感としては、竿ごと海中に持っていかれるくらいの引きの強さがあります。
そしてその引き強さ故に、イカ自身が身切れしてしまうこともあるくらいです。
慎重にやりとりをしないと簡単に逃げられてしまいます。
このアオリイカがかかった後のやりとりは非常にスリリングで、病みつきになる楽しさがあります。
・④仕掛けはシンプル
ここまで紹介してきて仕掛けはどうなのかというと、秋イカの仕掛けとほとんど変わりません。
極端な話、エギの大きさを変更するだけでOKです。
正直、エギ以外は秋イカと同じ仕掛けでかまいません。
実際筆者もスナップとエギ以外はまったく同じ仕掛けを使用しています。
そして実際釣れていますので、特に初心者の方は仕掛けを大きく変更する必要はありません。
秋エギングの仕掛けと大きく変わらないため、余計な費用も払わずに済みます。
このお手頃さも春エギングの魅力の1つと言えます。
筆者の仕掛けについてはこちらになります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は簡単ですが、春エギングの魅力について紹介してきました。
春エギングはある意味では秋イカとはまった違うエギングになります。
非常に中毒性のある釣りです。
これから春エギングの魅力についてもどんどん紹介していこうと思いますので是非ご覧いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。
それでは今日はこの辺りで失礼致します。