「周りは釣れているけど自分だけ釣れない」
そういった悔しい経験もされたこともあるんじゃないでしょうか。
自分だけ釣れないのは本当に悔しいですよね。
エギングは繊細な釣りのため、少し釣り方や釣り場が違うだけでも釣果に影響が出てきます。
かといってどのように改善すれば良いか分からないですよね。
そこで今回は釣果が出ないときに見直すポイント④つについて紹介していきます。
今回紹介する4つのポイントを見直していただければ当日中に必ず釣果が出るはずです。
秋エギングは誰でも釣れます
先ほどエギングは繊細な釣りと紹介しましたが、実際は誰でも釣ることができる比較的簡単な釣りです。
基本通りの釣り方をして、条件に合った釣り場を選択することができれば、ボウズの確率は大幅に減らすことができます。
難しく考えず基本に戻ってエギングをすることが、釣果への最も近道です。
改善策4選
それではエギングにおける釣れない場合の改善策について紹介していこうと思います。
今から紹介するポイントを見直すことができれば必ず当日中でも釣果は伸びてくるはずです。
シャクリ方を見直そう
良くある釣れない場合のシャクリは、
- シャクる際に糸を巻きすぎる
- シャクリ方が一定
この2点です。
シャクる際にラインを巻きとりすぎると、余分にエギが釣り人側に動いてしまい、不自然な動きをエギがします。
結果、アオリイカに対して違和感を与えてしまうことになります。
もう1点、シャクリ方が一定であればアオリイカもエギの動きに飽きてしまいます。
シャクリ方を少し遅くするだけでも、アオリイカに違ったアピールすることはできます。
そして、これらのシャクリはすべて基本のロッドアクションです。
釣れない場合は基本のシャクリ方をまずは復習してみましょう。
エギのフォールを見直そう
エギングにおいて一番意識して欲しいロッドアクションはフォールです。
アオリイカは99%、エギのフォール中に抱いてきます。
言い換えると、エギのフォールの姿勢が乱れているとアオリイカはエギにアタックしてきません。
エギを水平にフォールさせることを意識しましょう。
エギのフォール姿勢については「初心者が見落としがちなエギのフォールの姿勢について解説」でも詳しく紹介しています。
是非参考にしてみてください。
風の影響を見直そう
エギングの大敵は「横風」です。
横風の影響としては、
- ラインが横風でふくらむ
- ラインがふくらみアタリが取りにくい
- ラインが流されたことでエギも流される
- エギが不自然なフォールとなる
釣果が落ちるのも頷けます。
可能であれば追い風、軽い向かい風といった正面からの風の中でエギングを行えれば理想です。
正面の風であればよほど風が強くない限り、エギの操作が不安定になることもありません。
釣れない場合は特に横風の影響を受けにくいポイントを探しましょう。
風の中での釣り方をもう少し詳しく知りたい方は「風の中でもアオリイカは釣れる 釣果が伸びる風対策について」で詳しく紹介しています。
釣り場を見直そう
エギングにおいて最も重要な見直すべきポイントです。
当たり前ですが、釣れないポイントでエギングをしても釣れるわけがありません。
本当に今釣りをしている環境がエギングに適しているポイントなのか、今一度考え直してみることも大切です。
アオリイカがいないポイント
大前提となりますがアオリイカのいないポイントでエギングしても釣ることはできません。
ではどういったポイントにアオリイカは潜んでいるのか、
- 敷石のあるポイント
- 海藻があるポイント
- 潮が流れてくるポイント
アオリイカは好奇心も旺盛ですが、警戒心も強い動物です。
そのため目には見えませんが、海藻や敷石といった障害物に隠れている事はよくあります。
この障害物は偏光サングラスをかけていれば確認することができます。
海中をみて色の変わっている(影になっている)ポイントがないか確認しましょう。
この海中の色が濃くなっているポイントが障害物のあるポイントです。
障害物のあるポイント周りをランガンしていけば、必ず釣果に繋がります。
潮通しが良いか
筆者の経験上、アオリイカの釣果を伸すためには潮通しは確実にみておく必要があります。
潮が動かないポイントではアオリイカの活性が高くなく釣果が伸びにくい、もしくはまったく釣れないということも多いです。
釣果を伸すためには潮が流れているポイントを積極的に狙っていくようにしましょう。
具体的には、漁港の根元付近や漁港の先端等色々ありますが、初心者さんにも個人的におすすめのポイントが3点あります。
- 橋の下
- 橋から直線上のポイント
- サーフの一番端
3つのポイントは比較的スレていないフレッシュなアオリイカが潜んでいる確率も高いです。
更に型も出やすいポイントになります。
以下の記事で詳しく紹介しています。
興味のある方は是非ご参照ください。
【余談】着底は必要ない?
結論を言うと、必要です。
ただし最初の1投目だけで十分です。
理由は釣り場の深さを知るためです。
アオリイカは底付近に潜んでいることが多いため、釣る確率を上げるなら底~中層付近を攻めていく必要があります。
最初の1投目の着底でだいたいの深さが分かれば、あとはエギのフォール時間とシャクリの回数からおよそのエギの沈んでいる棚を予想すれば良いだけです。
およその深さが分かれば底~中層付近を狙うことは難しくはないはずです。
釣れる環境を知ろう
言うまでもなく、アオリイカを釣ることが一番の経験値になります。
アオリイカが釣れた際は、釣れた環境覚えておきましょう。
釣れた環境を覚えておくことで、その経験値を次回以降の釣行に活かすことができます。
自分で調べて予想して釣ったポイントであればなおさらです。
どういった状況でアオリイカを釣ることができたのかを、振り返ることでより釣果アップに繋がります。
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は釣れないときに見直すべきポイントについて紹介しました。
「周りが釣れて自分だけが釣れない」ではなく、「自分だけが一歩リードした釣果」を出せるよう試行錯誤していきましょう。
筆者自身も同様の経験をたくさんしてきました。
色々考えて実践して今は安定した釣果が出せるようになっています。
今回の記事がなかなか釣果が伸びない方の少しでも参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回の記事に関連する別の記事を以下のリンクに貼っておきます。
興味のある方はぜひご参照ください。