アオリイカのリリースサイズはどのくらい?リリース不可の場合についても紹介

アオリイカのリリースのサイズについて紹介します

エギングをしていて、念願のアオリイカは釣れたけどちょっとサイズが小さいときもあります。

そんな時にみなさんはどうされてますか。

基本的には小さすぎるアオリイカは逃がすようにしましょう。

そこで今回はアオリイカのリリースについて紹介していこうと思います。

この記事を読めば、釣ったアオリイカがリリースが必要なのかどうか判断することができる筈です。

アオリイカのリリースは必要?

そもそもの問題なりますが、アオリカのリリースは必要なんでしょうか。

答えは「必要」です。

近年、海藻が磯焼けや護岸整備なのでアオリイカの産卵場所が減少しています。

また、アオリイカは養殖や放流が行われていません。

そのためアオリイカの個体数は年々減少していると言われています。

詳しくは水産庁のHPにも記載があります。

URLを掲載しておくので興味のある方は是非ご覧ください。

https://www.jfa.maff.go.jp/j/koho/blog/category/ikapedia/ikazukan/aori.html

アオリイカのリリースのサイズは?

ではアオリイカのリリースが必要なサイズはどうなのか、紹介していこうと思います。

基本的には明確なサイズは決まっていません。

しかしよく言われるのがコロッケサイズ以下のイカはリリースするように言われています。

コロッケサイズはゲソも含めて13~14cmくらいです。

およそ4.5号のエギと同じくらいのサイズです。

つまりエギ4.5号以下のアオリイカが釣れた場合は極力リリースをしましょう。

アオリイカのリリース不可の場合

では次にアオリイカのリリースが難しい場合について紹介します。

以下のリリースの理由については、どれもリリースしたとしてもアオリイカ死んでしまう確率が高いためです。

触腕が伸びている

アオリイカをつり上げた際、触腕が伸びきっている場合があります。

触腕が伸びきったイカは、著しく獲物の捕獲能力が落ちるため長くは生きられません。

ましてや生まれたばかりの新子サイズのイカでは、獲物の捕獲は困難でしょう。

触腕が伸びきったイカはキープして美味しくいただきましょう。

カンナ、ギャフが目に刺さっている

アオリイカは非常に目の良い生物で、水中での視力は0.6ほどと言われています。

言い換えると目でターゲットを視認してから獲物を捕獲します。

しかしその目がカンナやギャフで傷ついてしまった場合、リリースしても獲物を捕獲をすることが困難になります。

目を傷つけてしまった場合もキープして美味しくいただきましょう。

地面に置いたアオリイカ

アオリイカにとってはその場で泳いでいる海水の温度が適温になります。

そのためアオリイカは地面に置くだけでもやけどをしてしまい逃がしても死んでしまいます。

これは他の魚でも同じことが言えます。

もっと言うと人間の体温でもやけどをします。

釣ったイカをリリースする場合は直接手で持たないよう、もしくは地面に置かないよう注意しましょう。

アオリイカは優しくリリースしよう

それではアオリイカを生かす、リリースの方法について紹介しようと思います。

海面に近づけてリリース

釣り上げた後、エギにかかっているアオリイカを海面近くでそっと落としてあげましょう。

具体的には、アオリイカに触らないようにエギを持ち、海面近くでカンナが上にいくようにエギを逆さまにしてあげるだけでOKです。

エギは返しがついていないのでイカはするっと落ちてくれます。

この際に勢いよく海面に落とさないように注意しましょう。

また余談ですが、たまにリリースした際に墨を最後に吐いて逃げる個体もいるので墨がかからないよう注意しましょう。

タモ網を使用してリリース

堤防が高くて海面まで近づけない、そういった際にタモ網を使用してイカをリリースします。

使い方はシンプルで釣ったイカをタモ網に移して、そのまま優しく海面につけるだけでOKです。

アオリイカを釣って時間が経っていなければ自力で泳いでいってくれます。

どうしても泳げない、明らかに弱っているようならキープして美味しくいただきましょう。

まとめ

今回はアオリイカのリリースについて紹介しました。

最近ではエギング人口も増えてきており、小さい個体でも乱獲する釣り人も増えています。

アオリイカはどんどん個体数が減少してきていると言われています。

やたらむやみにアオリイカを釣るのではなく、「必要な分だけ」を心がけて釣るようにしましょう。

数年後、数十年後エギングできないという自体にならないよう、筆者も含めて一人一人最低限のマナーを守ってエギングを楽しみましょう。

最後までご覧いただきありがとうございました。

今回の記事が少しでも参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺りで失礼致します。

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