昼と夜、エギングで釣れるのはどっち?時期で変わる釣れやすいタイミング

エギングは昼と夜どちらが

エギングを始めると、このような疑問が出てきます。

うどん
うどん

日中と夜だったらどっちが釣れるの?

答えは「どちらでも釣れる」です。

ただし、シーズン序盤と終盤で釣れやすいタイミングが異なります

実際に筆者自身もシーズン序盤と終盤で釣る時間帯を変えています。

おかげで短時間でも釣果を伸ばせ、だらだらと釣りをする時間が短くなりました。

では、なぜシーズン序盤と終盤で釣れるタイミングが異なるのか紹介していこうと思います。

今回の記事で分かること

・時期別の釣れやすいタイミング

・釣れやすい時期が昼と夜で異なる理由について

・時期別の対応方法

特にエギング初心者さんの場合、目的もなく釣行に出ることが多いと思います。

今回の記事を読むことで、

  • 日中にエギングする理由
  • 夜にエギングをする理由

目的を持ってエギングに行くことができます。

そして最終的にはイカを釣ることはもちろん、エギング技術を向上させることも可能です。

エギング始めたばかり、これから始めようと思っている方が是非最後まで御覧ください。

また、「そもそもいつからイカは釣れるの?」このように疑問に思っている方は以下の記事を参考にしてみてください。

時期別釣れやすいタイミング

初心者におすすめな秋エギングですが、シーズン序盤と終盤で釣れるタイミングが変わってきます。

具体的に紹介すると、8月~9月までは日中で10月以降が夜釣りがメインとなります。

8月~9月末

日中の釣りがメインとなります。

エギング初心者さんにおすすめなシーズンです。

この時期はイカも好奇心旺盛そして非常に活発で、動くものをエサだと勘違いして猛烈にアタックしてきます。

そして競い合うようにしてエギを抱いてきます。

更にサイトフィッシングで、イカがエギを追ってくる様子を実際に目で追うことが可能です。

つまり、エギの動きに対するイカの反応を学ぶことができます

そのためエギング初心者さんには一番おすすめシーズンと言われています。

10月以降

夜釣りがメインです。

10月以降はイカも学習して警戒心が増してきます。

すると日中に姿を見せなくなり、日中に釣果を上げることが難しくなります。

そのため警戒心が薄れる夜にアオリイカを狙う方が釣れる確率が高いです。

更に夜の方が大きいイカも釣れやすく、強い引きも楽しめるのがこの時期の夜釣りの特徴となります。

しかし夜の場合はエギが操作できているかは目視で確認できないため、日中と比較して難易度は格段と上がります

そのため、できれば日中に釣れる8月~9月の間にロッドやエギの操作に慣れておく必要があるでしょう。

シーズン前半に日中を狙う理由

理由は単純に夜釣りの方が難易度が高いためです。

またシーズン序盤はアオリイカはエサを捕食しやすい浅場に潜んでいます。

日中に釣ることができるのに、わざわざ難易度が高い夜に釣る必要はまったくありません。

  • エギがどのように動くのか
  • イカがどんな反応するのか
  • イカが抱き着くエギの動きは何か

こういった感覚を実際に目で見て確認できるのが日中のエギングの特徴です。

つまりエギングの技術を向上するのに非常に重要な時期とも言えます。

この時期に釣れる感覚を掴んでおくことが、シーズン後半で釣果を伸ばすことにもつながります。

シーズン後半が夜を狙う理由

理由は日中にアオリイカ釣れなくなるためです。

理由として

  1. イカがエギに見慣れる
  2. イカの警戒心が強くなる
  3. 明るいうちは姿を見せなくなる
  4. 夜の方が餌となる小魚が多い

こういった理由があげられます。

つまり秋が深まるシーズン後半は、イカの警戒心も薄まる夜を狙った方が釣果もサイズも上げやすいです。

シーズン序盤はエギングを練習すべき

シーズン序盤は日中のエギングをおすすめしました。

この時期はまさにエギングの技術を伸ばす絶好のチャンスとなります。

なぜなら自分でエギの操作や以下の反応を確認することができるためです。

日中のエギングを通してしっかりエギング技術を向上させましょう。

イカがいるポイントを予習する

シーズン序盤はイカの警戒心も薄いため、イカのいる場所を自分の目で確認することができます。

Google Map等で釣れやすそうな場所に目星をつけておき、ひたすらランガンをしてイカのいる場所を探します。

そうすることでイカが居つきそうな場所の特徴も自然と覚えることができます。

イカがいた場所はアプリ等でメモをしておき、シーズン後半になったら釣りにいけるようにしておきましょう。

またおすすめのイカがいるポイントの探し方については以下の記事で詳しく紹介しています。

日中にロッドの操作を確認

自分のシャクリに対し、エギがどういう動きをするのかを覚えておく必要があります。

なぜなら夜釣りのときはエギの動きは見えないため、感覚で勝負をする必要があるためです。

そのため、エギが目で追える日中に自分のロッド操作に対しエギがどういう動きをしているのか確認をしておく必要があります。

できればこの時に、エギの特徴も一緒に身体で覚えることができれば理想的です。

イカの動きを学ぶ

ロッドアクションとエギの動きに対し、イカがどのような反応を見せるか学んでおきましょう。

イカがアタックするロッド操作

・速いシャクリでイカがくるのか

・遅いシャクリでイカがくるのか

・上2つの組み合わせでくるのか

・エギをステイさせたときにくるのか

・ただ巻でくるのか

こういったイカがアタックしてくるパターンを自分の中で覚えておく必要があります。

また逆に、こうしたらイカがエギから離れていくという操作もしっかり学んでおくことも1つです。

そしてイカを誘うようなロッドアクションの引き出しを作っておくことで、釣果アップにもつながります。

実際に釣ってイカが釣れる感覚を養う

エギング初心者さんで一番エギング技術を向上させるために必要なことは、実際にイカを釣ることです。

イカが釣れると圧倒的に自分の経験値が上昇しますし、何より自信がつきます。

今まで行ってきたことが間違いではなかったということを再認識することが可能です。

そして、1杯釣れると今まで釣れなかったのが不思議なくらい次から釣ることができます。

まずは「自分の腕で釣ってみること」、これが一番エギング上達させるポイントです。

シーズン後半は夜釣りで数釣り&大物狙い

いよいよシーズン後半です。

シーズン後半は夜釣りがメインとなります。

シーズン前半で向上っせてきたエギングの技術を発揮する場です。

夜釣りは型が上がります

夜釣りは型が上がります。

なぜなら日中に沖の方に狩りに出ていた大型のイカも、ベイトが浅場に近づくためそれを追って浅場までくるためです。

そのため日中では見ることもできなかった大型のアオリイカを釣ることもできます

特に10月以降は成長が早い個体だと1㎏近いような個体も存在します。

まさかの大型のイカが釣れるのも、この時期の夜釣りとなります。

日中でイカが確認できたポイントへ行く

日中の釣りで、イカを確認できたポイントに通います。

日中にイカが確認できた釣り場ということはイカが溜まるポイントか、イカの通り道になっている可能性のあるポイントです。

少なくとも何も分からないポイントよりかは釣れる可能性があるわけです。

何よりまったく見えない夜の環境下でも、自信を持ってエギをキャストすることができます。

夜釣りでは、「本当にこの場所にイカがいあるのかな?」と不安に考えてしまいます。

日中のうちに釣れるポイントを確認しておけば、不安もなく楽しくエギングをすることが可能です。

日中と変わらないシャクリを心がける

夜釣りはエギの動きを確認することはできません。

しかし、夜だから特別に大きくシャクリ方を変えるというわけではありません。

たしかに多少のシャクリの組み合わせを変えることはあるかもしれませんが、基本は日中と同じ釣り方です。

日中で安定したエギのダートが確認できていれば良いわけですが、エギの操作に自信がなくなる夜釣りでは更に不安になります。

ましてやイカが釣れないとエギの操作が行ているか更に心配となり、真っ暗な環境と相まってエギングを楽しめなくなります。

そのためには日中にエギの操作について十分確認し、エギがアタックしてくることを確認した上で夜釣りに臨む必要があるわけです。

イカのアタリに集中する

夜釣りはラインの動きでアタリをとることは難しいですし、サイトフィッシングができるわけではありません。

そのため手に伝わる感触だけが頼りになります。

しかし、イカのアタリがどういうものか知っていないと本当にイカがアタッたのか分かりません。

ましてやイカは非常に繊細なアタリのため、まったくイカを釣ったことがない初心者さんがいきなり夜釣りで釣果を出すことは難しいでしょう。

そのために日中でイカを釣り上げて、イカがアタックしてきた際の感触を手で覚えておく必要があります。

まとめ

それでは今回の記事のまとめになります。

今回の記事のまとめ

・シーズン序盤(8月~9月)は日中がメイン

・シーズン後半(10月以降)は夜釣りがメイン

特にエギング初心者さんにとって重要となるのがシーズン序盤の日中に釣れる時期です。

この時期にイカを釣ることでスキルアップを図ることができます。

エギング技術が向上すれば、その後の夜釣りにも必ず活きてきて、最終的にはどんな環境下でもしっかり釣果を上がることが可能です。

シーズンごとの釣り方をしっかり頭に入れて、目的を持って釣りを楽しみましょう。

最後まで御覧いただきありがとうございました。

少しでも今回の記事が参考になれば幸いです。

それでは今日はこの辺りで失礼致します。

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